茨城県立水戸農業高等学校様について長い歴史と実績を持ち、8学科を擁する農業系専門高校として、地域の産業人材育成を担ってきました。■茨城県立水戸農業高等学校様HPはこちらVR導入に至った背景・課題近年の高校選択においては、「農業に強い関心を持つ生徒」には魅力が伝わりやすい反面、中学1・2年生を中心とした、まだ進路や分野を具体的に考え始めていない層に対しては、「農業高校=限られた進路」「自分には関係がない世界」という先入観を持たれてしまうケースも少なくありませんでした。特に、農業高校でどのような学校生活を送るのか実際の授業はどれほど幅広いのか卒業後の進路がどこまで広がっているのかといった点は、文字情報や写真だけでは伝わりにくく、知らないから選択肢に入らないという状況が課題となっていました。VR制作ディレクターからの一言水戸農業高等学校様のVRツアー制作にあたり、「農業に元々興味が強い生徒向けの紹介」ではなく、まだ農業を進路として考えていなかった中学生にも“発見”を与えることを重視しました。具体的には、「知らなかった農業高校ならではの楽しさ」「水戸農業高校ならではの学びの広さ・奥行き」を、言葉ではなく“体感”として伝える構成を企画しています。撮影はあえて平日に実施し、実際の授業風景や実習の様子を、生徒が生き生きと学ぶ姿そのままに、臨場感のあるパノラマ映像で収録しました。これにより、作物や動物に向き合う実習食品化学や農業経済など、進路につながる専門的な学び8学科それぞれが持つ多様な教育内容を、「こんな授業があるんだ」「思っていた農業高校と違う」と感じながら見られるVRツアーとなっています。また、学生寮についても、実際に生徒が生活している状態で撮影を行い、遠方からの進学を検討している生徒・保護者に対しても、入学後の生活を具体的にイメージしやすい内容としました。このVRツアーを通して、「農業に興味があるから選ぶ学校」だけでなく、「見て初めて興味を持ち、選択肢に加えたくなる学校」として水戸農業高等学校様の魅力を伝えることを狙いとしています。結果として、水戸農業高校様が持つ学びの幅広さ・学校生活のリアル・進路の多様性が、中学生の目線で分かりやすく伝わる学校紹介VRツアーとなりました。